富貴蘭の杜

富貴蘭栽培を中心に、鉄道、釣り、旅行、天文など趣味の話題を綴っていきたいと思います

成長期

 先日、ご報告したばかりの金閣と至楽です。ゆっくりズムの最先端を走るようなフウランで、しかも木勢十分とは言い難いサイズと作に気を遣う品種の両者ですが、さすがに成長期、半月余りの間に結構変化が見られるものです。

 

金閣の天葉がかなり伸びてきています。紺もしっかり乗っているようで、有り難い限りです。新根の脇に待望の芽当たりが来ました。今付いている子は入手時には既にありましたので、うちの棚に来てからは初めての子芽です。多少は木に勢いが出てきたおかげでしょうか。

  

至楽の花芽が動き始めています。花は勿論、木自体を見る機会の少ない品種ですので、咲かせてみようと思っています。開花したらまたご報告します。こちらも天葉がだいぶ伸びているのがお分かり頂けると思います。伸びんな〜と思っていたルビー根も、画像で比較してみると僅かではありますが、確実に伸びています。
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今年の花は早いぞ

 開花しました。棚の第1号は石見三隅産縞です。夜はあの香りが漂っています。一年ぶりですねぇ。

  

 うちは伸びた花芽は咲かせています。あちこちで花芽が伸び始めていますので、覗き込んでいたら珍しいものを発見しました。小丸の蕾です。

  

 例年開花トップを争う佐須丸です。蕾のこの時期が、距の紅の乗り具合が一番良く分かります。咲けば透明感のある極淡いピンクです。

  
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四国富貴蘭会秋期交換会

 日曜日に、琴平観光センターで行われた四国富貴蘭会の交換会に出かけてきました。週末毎にあちこちうろうろしていますが、さすがに今月は出歩き過ぎかな?と思います。米子道を南下する途中、頂に雪を被った大山と晩秋の蒜山三座が快晴の空を背景に綺麗に見えました。

 

 肝心の交換会ですが、地元以外にも関西や東海の業者さんも見えていて、活発なやり取りが行われていました。残念ながら開始時間を過ぎてから会場に着いたので、一番のヤマ場は見逃してしまいました。紀伊さんやこまめさんにはお世話になりました。

 

 帰路、瀬戸大橋を渡っている時、不思議な雲が出ていると妻がはしゃいでいました。そんなに面白い雲なら写真に撮って、と頼んで写してもらったのがこれです。



 確かに、すじ状の雲が刷毛で掃いたように広がっており、雲というよりはプレアデス星団の恒星の周りを取り囲んでいるガス状の物体に近い感じがします。珍しい光景を目にすることができてちょっと得をした気分になれました。



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今春の新入りたち

 4月の四国の会は涙を呑みましたが、その後の淡路、鳥取、浜松と3つの展示会、それに連休中の高知Nさん宅の4ヵ所を回りました。それぞれの機会に少しずつ気に入った木を購入しましたので、成長記録用を兼ねて画像をお届けします。

淡路の展示会場で購入した黄金鶴。ラベルは西出都ですが、現物を見てその色合いに納得して持ち帰りました。天葉の斑色は普通の乳白色で2枚目から黄色に爆ぜていきます。我が棚の期待の星、西出都の変わり(黄口)と比較検討するのために棚入れしました。



次は高知のNさんから分けて頂いた徳島産虎と五台山産ルビー根。虎は新葉の斑が白く爆ぜて綺麗、でも根は泥。五台山のルビー根は以前に別の所から入れた木と同一と思います。そうであれば非常に澄んだ綺麗な根を伸ばしてくれるはずで期待しています。



鳥取の展示会では3本購入。建国殿No.8の割子、中野覆輪、そして島根県出雲産の紺中通し(萌葱大覆輪)です。建国殿は葉縁にはっきりと黄縞が入っており出世を期待したいところ。中野覆輪は親子で即売に出ていた内の子木のほう。でも既に当たりが2つきており株になってくれると思います。最後の地元産の木はだねさんのブログでも紹介されていたもので、5鉢に増殖されたうちの1鉢を初めて出して頂きました。







ラストは浜松で仕入れた黒牡丹。ラベルは単に黒牡丹ですが、墨や絣縞などあちこちに変化の期待を持たせる仕込みが隠されているようで楽しみです。根色も紫味が強くこちらも見とれてしまいます。




 
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お土産

 先日、千野さん宅を訪問した折に頂いたお土産をご紹介します。

 まず最初は建国殿。この木自体は墨も堅状線も出ていませんが、竹野町の大棚にあった木の系統だそうで、兄弟木には天葉に中斑状の縞が出ているものがありました。建国殿は棚が変わったりすると芸を現すことがあるようで、仲間同士で増え芽を交換し合って楽しむことができます。
 前の記事にも書きましたが、ラベルには「310B」とあります。これは「○○さんの所から出た2番目の木」というくらいの意味なのですが、千野さんのお棚には「310A」もあったので、2人で「こちらは『○○栄作』、そっちは『○○B作』ですね」などと冗談を言い合って笑いました。ちなみに「910」もあったのですが、皆さん、その木はどなたの棚から来た木かお分かりですか?



 次は「羆」の実生。この木も現状青です。八王子の美咲園さんにある本羆の花粉を使ってできたものだということでした。



 こうして画像を並べてみると、ラベルを取ってしまえば両者は区別がつかないくらいよく似ていると思います。羆の軸元への泥の入り方は「ポテッ、ベタッ」という感じでとても特徴がありますが、実生をしてもその特徴は引き継がれることが分かります。建国殿(と称する木)の泥の入り方にはバラエティがあると体験的に感じていましたが、こうしてみると、その中には羆の青の増え芽が相当量混入して流通しているのではないでしょうか。
 
 最後は「YKK」。八王子のIさんの所から出た木だそうで、泥軸なので紅孔雀の実生の系統ではないか、と千野さんはおっしゃっておられました。羅紗地合いが強くなり葉裏から見ると紺縞状に見えるものも兄弟木にありました。



 次は鉢をご紹介する予定ですが、桐箱を注文して帰りましたのでそれが到着してからまとめて、ということになるかもしれません。どうかご了承ください。
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芽当たりその後−?

 台風も中部〜東日本方面は大変でしたが、幸い山陰はたいした被害もなく幸いでした。一応フレームに乗せている屋根の波板(固定していないものですから台風でなくても時々飛ばされることがあります)は予め外し、フウラン達は全員屋内へ避難させてました。それでも一夜明けると遮光ネットの留め具が外れてあおられていましたので、対策はしておいて正解だったと思います。

 さて、朝晩の気温がかなり低くなりそれに伴いコケの乾きも遅くなってきています。今年の成長もあと僅か、植え替えついでにまた新子の様子を撮影してみました。

金牡丹黄縞、亀の歩みのようなひと月分の生長です。2つ前の記事の画像と比較してみるとお分かり頂けると思います。左の黄色くなっている下葉は今日ポロリと落ち、片側は2枚になってしまいました。やはり最低3枚はないと格好がつきませんね。



続いて天領。同じひと月の生長量でも、芽が大きくなっているこちらの方がずっと多いです。



今年仲間入りした翠宝。幽霊と紺の乗った子の2本子付きでの輿入れでしたが、3番目の子の芽当たりが来ました。後冴えですのでまだ何とも言えませんが、欲目で紺は乗っているように見えます。が、さてどうでしょう。



5年ほど育てている紀州白王にも当たりが来ました。超地味なちょび柄の木でしたので、毎年少しずつ柄が増えてくれるのは有難いのですが、これまで1つも子が当たらず半分諦めかけていたところです。瑞晶に次ぐサプライズという感じ。



春に子を出した株立ちの金牡丹にももう一つ新子が。こちらは親木にではなく、子の方に付いたようです。1本だけ動いている根先のルビーも綺麗。



明日は鳥取の展示会に倉吉まで出掛けてこようと思っています。出雲の天玉宝Fさんとご一緒させて頂く予定です。今回はどなたとお会いできるかな?だねさんの「割り子・オン・デマンド」も楽しみです。
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芽当たりその後−?

 今年の芽当たりのその後です。まずは金牡丹黄縞。意外と生長がゆっくりズムで思ったほど大きくはなっていません。白っぽい芽の色(幽霊芽と言うのでしょうか)ですがそろそろ稚葉が顔を出しそう。どんな表情をみせてくれるのかドキドキです。



 続いて天領。柄がしっかり確認できるようになってきて将来性もアップ?太縞以外にも細かい柄が思ったよりたくさんありそうです。



 これは芽当たりではありませんが、紅玉の華Gの子が1本割れました。既に孫を抱いての株分けです。



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ようやく活動開始

 動き始めの遅い我が家の棚でもようやく根や天葉が伸び出しました。待望の子芽の当たりが動き始めたものも。画像は白雲閣と金牡丹(株)の新子





しかし最低気温が意外と低く、ほんの2週間前までは霜注意報が出ていたりしましたので根の色もイマイチ冴えがありません。特にルビー根はサッパリです。紅玉の華も立派な泥根で存在感は無し。



そんな中で一番綺麗なのが高知産の無名ルビー根。今は金牡丹、聖雲閣などの根よりずっと目立っています。



この木は一昨年の秋に入手したもので根の伸びは良いのですが傷みやすく、昨年子が2本当たって喜んでいたら、植え替えの時見ると新根の一部を含めて半分以上が悪くなっていたなどということがありました。
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ありがとうございました

 今年もあとわずかとなりました。
昨年同様、夏バテからズルズルと休んでしまい、
後半は開店休業状態が続いています。
 棚の富貴蘭の変わり映えはしませんが、個々に
見れば子の当たりが付いたり、柄の変化が見えたりと
それなりに動きはあるものです。
 今年一年、ご交誼を頂いた方々はもちろん、
お世話になった皆さん、このブログにご訪問頂いた
皆さんにお礼申し上げます。来年も笑顔と元気の
出る話題で盛り上がりますよう、どうぞ宜しく
お願い致します。

画像はまだ根が動いている頃の金牡丹



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ルビー・ルビー・ルビーその?

 続いてご紹介するのは地元産の銘品白雲閣です。他のルビー根品種と異なり、伸び始めは白っぽい色で出て、陽にあたるにつれてだんだん紫色が乗ってきます。ベースに泥を全く含まないので非常に澄んだ色合いが魅力です。



お次は白鳥殿。霊峰と同坪と言われる木ですが、こちらは春からルビーで伸びます。



紅玉の華。朱天王の実生でルビー根の赤花です。八王子のM園で分けて頂きました。整理記号Gとラベルに書いてあり、芸が良いとのことですがまだ花を見ていません。



最後は聖雲閣。縞物聖雲錦の幽霊木で総ルビーで伸びる根色が魅力の品種です。



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ルビー・ルビー・ルビーその?

 こちら山陰ではフウランの花にはまだ間がありますので、多くの皆さんが「今年は伸びない」とぼやいておられる根の鑑賞会でもいってみたいと思います。根先の色が鑑賞の対象となる植物も、世の中広しと言えどフウランくらいの物でしょうが、中でも人気の高いルビー根です。

まずは金牡丹。

伸び始めるのが遅く、気を揉みました。

次はルビー根玉金剛。今年はこれしか見つかりません。

最後は長州芳。1本だけルビー根が出ています。

どれも苔が汚れていてお見苦しいかと思いますがご容赦下さい。
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出雲富貴蘭会主催展示会の様子?

 今日は「出雲宝扇」をご紹介します。この木は正真正銘地元の山取りで、出雲のFさんと鳥取のHさんがお二人で増殖に努めておられます。その過程で1本だけ倉敷の業者さんに棚割りをされたそうで、前述のお二人の棚以外にあるとすればそこでの増殖分だと思います。私も八王子の美咲園で見たことがありますが、園主の堀尾さんも倉敷の業者から入れたと話しておられたので間違いないようです。もっともラベルは「出雲神龍」となっていましたが…。

さて、まずは採取された原木。これは前回の画像と同じものです。



この木からは採取後ほどなく数本子を取り、その後は子もふかず、かといって花も咲かずの状態だそうです。続いてややアップした画像。



そして軸の様子



続いて子(孫?)木の登場です。全体の様子とそれぞれのアップ画像です。原木と比べるとかなり印象が異なるように感じられますが、芸がまだ進化している証拠でしょうか…。







最後にピンぼけですが、原木の上から見た葉姿。



最近幾つか出現したこのタイプの元祖とも言える「萩宝扇」と、いつの日か棚に並べて作り比べてみたいものだと思っています。
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今年の花便り?

 さてさて、ようやく開花しはじめた木が植わった鉢を室内に取り込み、その香りを存分に味わっています。羅因の光、富士錦(殆ど青)に続き、古城の松(豆葉)、仁摩の豆葉なども次々と開花。フウランが1年で一番注目を集める時期ですね。

例年より花数がちょっと少ないみたい…

柄は本当に薄ら寂しい限りの木です

もっともっと葉重ね良くボリュームも出る木のはずです

今年は余り花型が崩れたものが咲いていない感じ

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今年のルビー根?

 さて、昨日に引き続き、我が家のルビー根たち第2弾をご紹介します。

『紅玉の華』…美咲園でGという記号を付けられている個体です。朱天王の実生ですので、葉芸が根に現れたルビーとは異なり、どうしても泥っ気を感じる色合いになるのはやむを得ないところですが、それにしても今年は色の冴えがありません。

これでも少し色が冴えてきたところです。植え替えをサボって汚い苔でゴメンなさい

白雲閣』…水苔の中など、太陽の光に当たらない部分は白っぽい寝ぼけたような色ですが、直射日光を浴びると透明感のある紫味の強いルビーになります。棚の中でもひときわ目を惹く色合いです。
赤味が少ないので艶っぽさはありませんが、最高に綺麗な色です

『玉金剛ルビー根』…ルビーと言っても少し濁りが入るそうですが、ようやくその色合いを確認することができそうです。

さてこの根の色合いがどんな感じになるか楽しみです

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今年のルビー根?

 冬が異常だったせいか、ルビー根も今イチ色に冴えがないように感じられてなりません。これは他のブログでも似たような報告を見かけますので、全国的な傾向かと思います。皆さんのところでは如何でしょうか?お教え頂ければ幸いです。

『金牡丹』 色をとやかく言う前に伸びが悪いです。お願いだからもうちょっと伸びてください。

太くはないけど比較的伸びる根と聞いていたが…

『白鳥殿』 天葉は白っぽく上がってきていて特に冴えが悪いとは感じません。

この品種も個体差か系統か分かりませんがいい物と悪い物の差が大きいようです

『聖雲閣』 昨年、天山先生から割って頂きました。台切りで自根は2本しかありませんでしたので、今年は盛んに発根しています。全てルビーで伸びるので見るのが楽しみです。もう少し冴えて欲しい。

聖雲錦の幽霊芸。葉だけ見ていると只のフウランみたいだが、根色の美しさは一級品

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山猫です。

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デハニ50形の運転台。今日の電子機器がずらりと並ぶそれと比べると何とシンプルなことか。


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