富貴蘭の杜

富貴蘭栽培を中心に、鉄道、釣り、旅行、天文など趣味の話題を綴っていきたいと思います

CT検査

 先日、年に一度のCT検査に行ってきました。大動脈弁基部と人工血管に置換した上行大動脈との接続部分や、弓部から下行大動脈にかけての血管の経が一番大きくなっている部分の監視が主な目的です。幸い動脈瘤と呼べるほど大きくなる兆候も見あたらず、手術後約7年になりますがまずまず経過は良好と言っていいと思います。
 毎年見てはいるものの、CTの画像で見ると自分の弓部大動脈には血管に縦の線というか亀裂が何本も入っているのがよく分かります。加藤茶さんは上行から弓部にかけて置換術をなさったそうですが、「こんなにひどい状態なのに放っておいて大丈夫なのだろうか。どうして上行だけしか人工血管に置換しなかったのだろう?」という疑問がずっとくすぶっていました。そこで今回主治医にそのことを思い切って尋ねてみたところ、「限られた時間(人工心肺による体外循環を行うのには安全上の理由から時間的な制約があるのだそうです)の中で、絶対ここだけは治しておかないとマズイと思われる部位から手を付けていった(ら弓部まで手が回らなかった)」とのこと。聞いていて思わず冷や汗がタラリ。そして更には「先日も(80ウン歳になる)同じ急性大動脈解離の患者のオペをしたが、(解離の状態が)ずっときれいで上行から弓部まで(余裕を持って)全部置換できた」と言われて完全にKO。オペの執刀医でもあるこの主治医からは「開けて見た時は余りにも酷い状態だったので止めて帰ろうかと思った」と言われております。
 とまあ、色々あって今でこそ笑い話になりましたが、それほど酷い解離を起こしていたにもかかわらず、私の場合は病名がわかるまでに数日かかっています。それは典型的な解離発症時の自覚症状が出ていなかったということも理由のひとつです。大抵は「万力で締め上げられるような」などと形容される胸部の激痛を伴うようですが、殆ど痛みを感じた記憶がありません。代わりにゴムタイヤをナイフで引き裂くような音が体の中から聞こえてきたのをハッキリ覚えています。この音は救急外来に運び込まれた時にも医師に話したはずなのですが、今でこそ解離が耳の下まで到達していることが分かっていますから、それは血管が裂ける音だったと確信できるのですが、当時は酷い潰瘍持ちだったため、循環器ではなく消化器系のトラブルをまず疑われ、余り重要視されなかったようです。どなたか解離を発症された方で、このような「音」を聞いたという体験をお持ちの方が他にもおられますでしょうか?もしいらっしゃったら是非ご連絡頂きたいと思います。結局、病名が分かるきっかけになったのは、左右の腕で測った血圧の数値に20以上もあることに自分が気付き、担当看護士にそのことを伝えたことでした。ちなみに、この有意差は今でも変わっていません。左の方が20以上高い値を示しますので、必ず血圧は左腕で計測しています。
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久しぶりにやっちゃいました

 先週末の雪がウソのような陽気が続いています。画像は先週の雪景色ですが、週末に速攻で溶けてしまいました。

部屋から西側を見た景色です。

 一月ぶりに雪が積もったからでもないでしょうが、心臓と血圧の具合がおかしくなり病院騒ぎをやってしまいました。CTと胸部レントゲンの結果は異状が無く、とりあえず放免となり自宅に帰ることができました。やれやれです。

 実は5年半前に急性大動脈解離という病気で倒れ、人工血管置換や弁修復、冠動脈バイパスなどの手術を受け、現在も治療を継続中の身なので結構メンテナンスには気を遣います。術後1年半くらいは体調が安定せず、今回のような騒ぎも何度かやらかしたのですが、このところ4年ほど非常に安定していたので気の緩みもあったかもしれません。
 今回のことをきっかけに新たに大動脈解離に関するカテゴリを増やしました。この病気、古くは石原裕次郎さんで有名になり、最近では加藤茶さんが私と同様のタイプ(スタンフォードA型)で緊急手術を受けたというニュースがまだ記憶に新しいところです。大分知名度は高くなりましたが、まだまだ患者にとっては、予後の不確かな部分が多い病気だと思います。
 ブログの中で話題にすることによって、ひょっとしたら情報を求めている方の目に留まる可能性もあるかも、などと思っています。私自身も多くの方からの情報が欲しい身ですので、富貴蘭ネタではありませんが、これから時々記録にしていくつもりです。どうぞ宜しくお願いします。
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山猫です。

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デハニ50形の運転台。今日の電子機器がずらりと並ぶそれと比べると何とシンプルなことか。


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