富貴蘭の杜

富貴蘭栽培を中心に、鉄道、釣り、旅行、天文など趣味の話題を綴っていきたいと思います

金閣の植え替え

 花も盛りを過ぎ、夏の休眠期に入りましたので、ぼちぼちと植え替えなんぞに取りかかろうかなと思い立ち、手始めに金閣を棚から連れ出すことにしました。

 まずは現在の木の様子です。せっかく伸びた今年の新根が早くも日焼けでしょうか、表面だけだと思いますが変色しているのが気になります。天葉もかなり伸びてくれていますが、生長期間の短い山陰の外棚のこと、できれば夏の休眠はナシで願いたいものです。

 

 さて肝心の根の具合ですが、幸い痛んだものも無く順調でした。
ご覧の通り、今年の新根の太さは目を見張るものがあります。古根はある程度の本数と長さはあるものの、やはりひ弱な感じは否めません。一旦止まっていた根先も苔の中では再び動き出しています。

 


 今日は金閣の他に金牡丹も2鉢植え替えましたが、いずれも根痛みなどなくまずまず順調な上半期だったかなと、リキダス効いたのかしらん?


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大観に花芽が…

 我が家は外棚なので夜にフウランを鑑賞していると、この季節すぐに蚊が寄ってきます。おまけに照明もないので帰宅が遅くなる日が続くと、蘭の様子を見ぬうちにすぐ1週間が経ってしまいます。先日久しぶりに大観の鉢を手に取り、くるりと回して反対側を見たところ、何といつの間にか花芽が動き出しているではありませんか。いやはやたまげてしまいました。アマミはこんな風に突然花芽が動き出す性質があるのでしょうか???



予定より早く花芽が付きましたので、今秋か来春には子の芽が当たる可能性が高まりました。楽しみです。

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翠宝

 清水からPart2ということで、今回は翠宝です。富貴殿や満月より先に翠宝を棚に入れるというのも何だかなあ、とは思いましたが。

  

 子への柄の継続性が良い品種と言われていますが、この木に限ってはそれほどでもなく、幽霊を1本はずし、現在付いている2本の子も1本は片柄です。親木は寸の詰まった下葉をふるって見易くなりましたが、子は下葉を焼いてしまいプラマイ0むしろマイ、と死語となったギャグ同様の状態です。

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金閣

 全国大会も終わり、今年も普段お目にかかれない株立ちや稀少品種をじっくり見て、愛好家の皆さん方とお喋りすることができました。いつもながらに思うのですが、素晴らしい作品を間近に観察する事ができる絶好の機会であり、富貴蘭界の時流と動向を窺い知るチャンスでもあるこの大会は、片田舎の趣味者にとっては有り難い存在です。

 さて、そんな新しい風に当たるようになってからかれこれ10年近く経つのですが、歴史的銘品だけでなく新進気鋭のスターも作ってみたいと、初めて清水から飛び降りる覚悟で棚に入れたのが金閣と翠宝でした。

 金閣は、背に紺がひと筋あるかないかの派手子付き。親も小さなミニサイズ。この2年ほどでようやくサイズアップし、下葉が落ちて総枚数は減ったものの木姿としては見やすくなってくれました。



 今年は新根が4本出ています。うち3本が泥で1本はルビー。現状まずは木勢をつけることが至上ですから泥根が多いのは有り難いです。ルビー根の方も至楽などのそれとは違い、伸びは遅いもののそれなりに足しになりそうな長さにはなってくれそうですので数のうちです。

 

 ちなみに鉢は3号、やっぱりまだまだミニですね。
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瑞晶

 既に我が家では花も終わり花茎も茶色く萎びてしまっていますが、近頃銘鑑に復活した瑞晶の花画像をアップしてみました。一度本物に出会ってしまえば、その独特な雰囲気は東出その他の既存覆輪種とは一線を画すものであることは間違いようのない品種であるはずなのに、未だに???と思いたくなる木をあちこちで見かけます。

 

東出と比べると、花茎から蕾に至るまで透明感があり華奢な感じです。蕾にはツマ紅風にピンクが乗り、花のサイズは小さい方です。斑色は黄味を感じるクリーム色、紺地は薄く葉の表面に糊を引きます。

画像の木は片側10枚以上葉を重ねていましたが、最後の潜芽を動かすために下葉を半分毟り、ようやく待望の子を得ることが出来ました。その後もご覧のように花茎が2本伸びたりと、相変わらず増殖はサッパリです。

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瑞晶

 3年ほど前に我が家に来た瑞晶。東出系でも駿河系でもない、付けに紅隈が乗る古くからある品種です。頂いた時は既に老木で、下から上までびっしりと隙間無く並んだ花茎跡。唯一、左側の葉落ちしたところからは花が咲いていませんでしたが、もう無理かなと9割方諦めていました。


 ところが昨日、何気なしにみていると子芽らしきものが覗いているではありませんか。天玉宝といい、この瑞晶といい、主の欲が冷めるのを見越したようにアタリを付けてきます。ともあれこれでようやくお世継ぎが確保できました。
 それにしてもこの木は葉保ちが良いですね。家に来てからまだ一枚も落葉していません。横から眺めると、間延びした黄金虫を覆輪にしたような姿をしています。



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見つけて嬉しい子の芽当たり…玉錦

 このところ思い出したように晴の日が続いています。これで今年も何とか夏を過ごした気分を味わうことが出来ました。

さて、今日何気なく玉錦の鉢を手にとって眺めていてアタリが来ていることに気付きました。それも2つも!親木は3本の子を外してすっかり身軽になっていましたが、その後付いたアタリは1つだけ。その子ももうずいぶん大きくなって既に孫を抱いています。ここ数年は花ばかりでしたので当分子吹きはないかもと諦め加減だっただけに、嬉しさもまたひとしおです。





でもこうやって拡大した画像で見ると、何だか上は感じが花芽っぽいですね。今年の花茎より下ですから、通常は子芽になる位置なのですが…。
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白雲閣の鞘

 白雲閣の花の1つが結実しています。数年前にも一度同じように結実したのですが、その時は9月を待たずして急に枯れこんでしまいました。実生の話を聞かない品種ですので、何らかの理由で完熟する前に枯れてしまうのか、そもそも種子に胚が無いのか、その辺りの事情を知りたくなってしまいます。



2枚目の画像は同じく結実している白鳥と並べて撮ったものです。写真では分かりにくいのですが、白雲閣の鞘の方が白っぽく、花茎の緑とかなりコントラストに差があります。白雲閣は新子が中透けに出るので花も幽霊芽となるのでしょうか。無菌培養では未熟種子でも播種は可能なので、この鞘が9月になってもまだ枯れていなければ播いてみようかと思っています。



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白雲閣の蕾ですが…の結果

 やたらと距無しの蕾が多かった白雲閣が開花しました。

結果としてはご覧のように3弁花や距が舌ごと萎縮してしまったいわゆる奇形花ばかりで、残念ながらお世辞にも鑑賞価値が高い花とは言えませんでした。





他の木は特に変わった様子はありません。どうして白雲閣だけ今年は奇形花が多いのか、木のコンディションのせいでしょうかねぇ。
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白雲閣の蕾ですが…

 我が家の棚ではなかなか性悪の白雲閣。花芽と子芽の割合が3:1という増殖率の悪さはいったいどういう訳でしょう。ようやく3本立ちになった株ですが、今年も花茎が3本伸びて来ているのに新子は1つと、キッチリ帳尻を合わせてくれています。
栽培記録にと思い写真を撮っていたところ何か変な感じが…



フウランの花は1本の花茎に5花が標準だそうで、木の充実度によって花の数は増減するのだとか。この白雲閣はどの花茎にも6、7花付いていますので木に力はあるようですが、今年は半分近くの蕾に距が見あたりません。特に画像一番手前の花茎は7つの蕾のうち僅か2つしか距が無いという、まるで星車のような有様です。これで開花したらやはり6弁花なのでしょうか?



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東出都変わりの「古都」

 八王子のIさんから分けて頂いた古都です。棚の環境変化が大きかったためか、我が家に来てから調子を落とし、一時は枯れるかも!?と気を揉んだりもしたのですが、なんとか危機を乗り越えてくれました。昨年から我が家の他の鉢と同じように生長してくれるようになり、草勢も一段と増して来たように感じられます。





小型化して付けも一文字を交える上芸です。西出都ファミリーほどの多様な変化はありませんが、東出都一族も味わいのある木ですね。
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今年の新入り?

 こちらは姫富貴。3月に予約しておいた子が割れたとのことで、早速送って頂きました。昨年地元の棚から瑞晶を分けて頂き、今年はその瑞晶からの変わりであるこの姫富貴を入手することが出来ラッキーです。サイズ的には瑞晶の半分くらいしかありません。割り子であることを差し引いても、派手柄のため大きくは成りきれないようです。付けの紅隈の存在は同じDNAを感じさせてくれます。根色は確認出来ませんが、溜め息モノのルビーを交えるそうですので楽しみです。

派手すぎる木が多いようなので、これくらい紺地がしっかりしている方が安心

紅隈だけでなく、軸の泥の加減も瑞晶の血を感じる部分です

上から見ると細葉であることがよく分かる。淡い黄を感じる斑色

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瑞晶

 予報通り冷たい雨交じりの雪が降っています。外の気温は3℃、まだ下がりそうです。慌てて風蘭たちを部屋の中に取り込みました。

さて、修理に出していたデジカメがようやく戻ってきたので、見栄えのしない冬姿ではありますが、画像をアップすることができるようになりました。

先月の鳥取の展示会で分けて頂いた瑞晶です。この木はかつてHP「緑の宝石富貴蘭の世界」で、厳島さんが駿河覆輪の変化種として紹介された記事を読んで以来、興味を持ってずっと探していたものです。付けに沿って紅隈が乗り、覆輪の様子は何となく富貴殿に通じるものがあるように感じます。その後風蘭三昧さんやルビーさんのブログで紹介されたり、自然と野生ラン12月号にも紹介記事が載っていたものと同一種と思いますが如何でしょう。

もともと葉幅はそんなに広い方ではない。その上、冬姿で葉が閉じている。

葉が欠けている所は、アントシアニンが乗りすぎ?て落葉したのか。

増殖は悪いと聞いていましたが、花芽跡ばかりで子芽の出る余地が全くないこの木の裏側を見て納得。こうなれば下葉を10枚ばかり毟る位の荒療治をしなければダメでしょうか?老木に花を咲かせないようにするよい方法、どなたかご存じでしたらお教え下さい。

2本立ちの木を割ってもらったのだが、どちらも花芽跡しかなかった。ということは…

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当たり?…と言えるかな?

 以前にもご紹介した都羽二重&御旗の株ですが、この株としての将来がだいたい見えてきた
ように思います。親木は派手最上だったのですが、出る子は青かさもなくば御旗かという
極端に偏った、まるっきりの博打木です。その親木が上に来てついに自分自身も御旗に完成
してしまいました。昨年からその気配ありありだったので、「やっぱりね…」位で特に
ショックはないのですが。

左側の超地味な子が、せめてもう少し明るかったら、と願うのは贅沢でしょうか…?

孫の方も1番子はユウレイなれど、2番子は稚葉からすでに紺の中通しがバッチリです。
上の方の葉の紺地はしっかりしているので、このまま御旗の株立ちをめざそうかとの野望を
抱いていますが果たして…。

栄養供給源の左の子をはずせば、とりあえず御旗の株立ちですが…。

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白皇覆輪と西出都

 皆さま、お久しぶりです。何だか月一のペースになりつつあります…。
季節労働ではありませんが、限りなくそれに近い状態でドタバタしてまして、お許し下さい。
今日はようやく休みと気分と天気がマッチしてくれたので、画像を撮り貯めてみました。
今年の生長期間もわずかになりましたので、本年度決算報告の意味も込めて、少しずつ
画像をアップしようと思います。

まずは、白皇覆輪と西出都。
西出に比べて白皇は葉先の力が足りないとか葉肉が薄いとか言われるみたいですが、
うちでは大きさが倍半分くらい違います。よそから来た木はうちの作になるとたいてい
丈が詰まって、葉姿が一時乱れるのですが、白皇だけは殆ど変わらず雄大な姿を保っています。

真ん中が白皇、奥の両側が西出。西出は作場による変化の幅が大きいのかな?

左側の西出は、うちよりも葉肉厚くガッチリした姿に仕上がる故T氏の棚から入れたもの。
来た時から小町姫というより玉錦サイズでしたが、我が家でも何とかその姿を維持しています。
右奥の西出は、佐賀のお店でたまたま居合わせたお客さんから頂戴したもの。
下葉のサイズが普通の西出のそれだと思います。上の数枚はうちのサイズになってます。
対する真ん中の白皇は、ご覧のように上から下までほぼ同じ葉寸です。
実は真ん中位で作者が替わっているのですが…西出のような差は出ていません。

地合いも白皇の方が紺地が強いようです。西出にも明るいのと暗いのがあるようですが。

下の画像は、上の画像とは左奥の西出と白皇の位置を入れ替えてあります。小さい西出が
より小さく写ってしまうのではと思い、敢えて手前に置いて写してみました。

こうして両者を比べてみて思うのは、単に白皇覆輪は西出都より一回り木姿が大きいという
だけではなく、両種の栽培環境に対する反応の出方にも差があるのではないか、ということです。
白皇覆輪は日照、通風、湿度の変化に寛容というか、反応が鈍いというか…。
ちなみに白皇覆輪を分けて頂いた棚から来た他の品種は、どれも上の西出と同じように、我が家の作になってからはかなり丈が縮んでいます。
白皇覆輪を幾つか入れて作り比べ、もう少しデータを取ってみると面白いかもしれませんね。



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